生命大躍進~カンブリア大爆発:バージェス頁岩動物群 その2
今回の目玉展示の一つであるピカイア
NHKのアニメのおかげもあり一躍メジャー生物になった感がありますが
背骨の原型とも言える脊索を持つ動物で
かつては脊椎動物の直接的なご先祖と考えられていました
カナダスピス
大きな背甲に覆われた円筒形の生物
軟甲類に属しているのではと考えられています
ヨーホーイア
節足動物の一種
頭部には一対の足があり、先端が四つに分かれています
リーンチョイリア
節足動物の一種
体の前方に一対の大きな付属肢があり、その先端は三つに分かれ鞭状に伸びており
感覚器官のようなものだったのではと考えられています
シドネイア
めっちゃ海老せんべいですが、実はかなり強力な捕食者
海底を歩き回り、歩脚についた多数の棘状の突起で
三葉虫やヒオリテス類を砕いて飲み込んでいたようです
オレノイデス
三葉虫の仲間です
オダライア
まさにビラ星人(違
筒状の背甲が体を覆っていますが
泳ぐときは、水の抵抗を小さくするため腹を上にしていたと考えられています
スパルトブランクス
半索動物、ギボシムシの仲間
頁岩に複数の個体が保存されている見事な化石です
メタスプリッギナ
脊椎を持った最古の魚で、一対のカメラ眼があり高い視力を誇っていました
こちらが頭部で
こちらが尾部
シフソークタム
チューリップのような形をした所属不明の生物
懸濁物(けんだくぶつ)をろ過して餌を採取していたようです
アミスクウィア
頭部に一対の触手がついたゼラチン状のぜん虫
生物史上の何物にも属さない生き物と考えられています