スクレロケファレス
最初に海から陸に上がったと言われるイクチオステガの直系にあたる両生類の仲間です
ペルム紀に大繁栄しました
あっぷでどーん!
デボン紀中期の両生類の足跡化石
こちらもデボン紀のもの
デボン紀のある時期に、ついに脊椎動物が陸上へと進出します
両生類の登場であります
アカントステガの頭骨
デボン紀後期の両生類です
こちらは尾部
アカントステガは側線器(そくせんき:水中で機能する感覚器)をもっているので
両生類とはいえ殆ど水中で活動しており、もっとも原始的な両生類と考えられています
イクチオステガ
デボン紀後期に初めて陸上へ進出した脊椎動物として名高いですが
先述のアカントステガ同様、側線があるので主に水中で暮らしていたと考えられています
もういっちょうイクチオステガ
最も古い四足動物として、最初に発掘された1930年代から研究されていますが
前肢の詳細はまだ不明だったりします(後肢には大小7本の指があります)
さらにイクチオステガ
近年では、より古い地層から両生類の化石が見つかっており
イクチオステガが両生類系統の主流ではないと考えられているそうです
これでもかとイクチオステガ
時代とともに研究が進むにつれ
「初めて地上に立った生物界の英雄。陸上の脊椎動物の偉大なるご先祖様」
という地位も揺らぎつつある訳ですが
そのスター性は決して、色あせるものではないのであります(ダンッ!!